福島第一原発4号機プール冷却中断が、東電の想定よりも長期化 冷却用モーター黒焦げの画像




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福島第一原発4号機プールの冷却中断が長期化するようです。
冷却用モーターの黒焦げが原因で修理が必要のようです。画像を見ると、明らかです。


谷岡郁子議員 民主党



簡単に補足します。こんな感じと思います。

○A系 メイン

○B系 バックアップ

○A系で焼け焦げ→B系に切り替え→B系でも焼け焦げ→全停止で修理


谷岡郁子 (@kunivoice)
2012/06/06 15:36:13  from web
福一4号機の冷却機能について、今保安院と話しました。以下、報告です。6/4に警報でプールの2つの冷却ループ(1次、2次)をつなぐポンプが止まり、点検でモーターとケーブルの接合部に焼けこげが見つかる。このA系ポンプの修理のためにB系をスイッチオン。(続く)


谷岡郁子 (@kunivoice)
2012/06/06 15:41:51  from web
続1)A系で焼けこげが見つかった事から念のため6/5にB系も点検した結果、同じくモーターとケーブル部分の接続部分の絶縁が不十分であることを発見、つまり絶縁体から金属が見える状況。放置した場合漏電の心配があるため、B系も止めて修理に入った。3日程度の工事(続く)


谷岡郁子 (@kunivoice)
2012/06/06 15:46:47  from web
続2)現在4号機の冷却は中断しています。水温は約35度。1時間あたり0.3度の上昇を見込んでいる。3日では57度程度になる可能性。保安規定によるクリティカルポイントは65度に設定。単純な作業で修理にかkっているのでそれ以上にならないと思われると保安院。(続く)


谷岡郁子 (@kunivoice)
2012/06/06 15:51:06  from web
続3)この冷却停止に至った原因として保安院は、「設備が急ごしらえであるため」としている。これを本格的な設備に順次置き換えていく計画。1−3号機も同様で、同じ危険があるのでは、という質問に対し、肯定らしき返答。つまり、怖い話。引き続き状況を注視します。


上記の黒焦げについて、下記参照。



焼けて黒焦げの画像

4号機 使用済燃料プール代替冷却系 二次系の循環ポンプ(A)モーター端子箱付近の焦げ痕の状況
真っ黒ですね。

マスコミ報道


下記、共同通信の報道です。
6日中に直るとのことでしたが、谷岡さんの情報ですと3日間前後必要。

つまり、想定よりかなり悪かったということですね。




 東京電力は6日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールで、冷却水を冷やす2次系循環水の予備ポンプに不具合があり、停止したと発表した。メーンのポンプも不具合があって停止しており、プールの水温は5日午前より4度上昇し、6日午前5時に38度となった。

 東電によると、メーンのポンプは4日夜にケーブルの端子が焦げて自動停止、直後に起動した予備のポンプでも5日朝、モーターとケーブルの接続部に絶縁が不十分な部分が見つかったため止めたという。

 東電は6日中に修理する予定で「絶縁テープを巻き直してポンプを起動すれば、プールの水温は下がる」と説明している。

2012/06/06 11:54   【共同通信】


朝日新聞の報道では、モーター停止を伝えていますので、もともと停止して確認する予定であったと思われてます。谷岡議員の温度上昇の件についても伝えています。

ただし、何日間、モーター停止するのかは触れておらず、想定より悪かった・もしくは抜本的に改善する必要があるという判断でしょうか?



朝日新聞 2012年6月5日20時55分


4号機使用済み燃料プールのモーターの焦げた部分。中のケーブルも焼き切れていた=東京電力提供
 東京電力は5日、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却水を冷やす空冷用モーターに焦げ跡が見つかったと発表した。ショートした可能性があるという。

 東電によると、4日午後8時3分、警報が鳴り、確認したところ、モーターの一部が焼けこげて穴があき、電源ケーブルが焼き切れていた。24分後に別のモーターを起動したが、5日にはモーターをすべて止めて原因を調べている。プールの冷却は停止しているが、水温は5日午前11時で34度で、温度上昇は1時間に0.3度程度という。

当初の報道。
予備のポンプ(谷岡議員の言う、B系)があるので、問題がないという報道であったようです。


産経新聞 2012.6.5 11:48


 東京電力は5日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールで、プールを冷却する水を冷やす2次系循環水のポンプが停止したと発表した。予備のポンプで冷却を続け、プールの温度に大きな変化はないという。


 東電によると、4日午後8時ごろに警報が鳴り、ポンプが自動停止。予備のポンプが約25分後に起動した。ポンプのモーターにつながるケーブルの端子に焦げ跡があった。東電が原因を調べている。火災はなかったが地元消防には連絡したという。



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